石炳毅

石 炳毅
Shi Bingyi

氏名:石 炳毅
性別:男
国籍:中国
生年月日:1951年5月
出生:遼寧省
職位:石炳毅は解放軍309病院臓器移植センター長、解放軍309病院移植外科部長。彼はまた中国保健省によって設立された中国腎臓移植科学登録管理委員会(CSRKT)の責任者であり、人民解放軍臓器移植技術者委員会の副理事長でもある。

解放軍309病院の臓器移植センターは2002年4月に設立された、それまですでに2130回の腎臓移植、600回の肝臓移植を行っていた。当該センターは一晩に12例の腎臓移植を行ったことがある。

2005年10月、解放軍309病院は解放軍総合兵站から解放軍臓器移植センターに昇格され、2011年に解放軍臓器移植研究所に名称変更された。以降、CSRKTのデータセンターは2008年8月に石炳毅を責任者とした解放軍309病院に設立された。

近年この臓器移植センターは病院にとっての稼ぎ頭となっている。 2006年に3千万元であったものが2010年には2億3千万元となり実に5年で8倍となった。同センターの全部門は治療の量と質とも解放軍系統の病院中トップとなった。

2010年に同センターは316床あり、解放軍系統病院中収容能力と病床使用率ともトップレベルとされる。2012年国営通信社新華社は同センターには393床の病床があると伝えている。

海外メディアの報道によると、石炳毅は同移植センターが2005年だけで1000例の腎臓移植、4000例の肝臓移植を行い、2006年には20000例の手術を行ったと述べているそうである。

解放軍309病院のオフィシャルウエブサイトによると、2006年に石炳毅は1200件の腎臓移植と111例の肝臓移植に自ら関わったとされている。移植センターの副理事蔡明は1000例の腎臓移植、100例の肝臓移植と臓器収奪手術に関わったとされる。この二人が軍関係者の中では最も評価される移植外科医とされる。

同オフィシャルウエブサイトによると、過去18年の間に、石炳毅は8セクター、4部門、及び9の看護群を持つ臓器移植に特化したグループを作り上げたとしている。彼のグループは12名から300人に達する巨大な移植特化チームに化したという。

 調査電話録音1:
調査対象:宋継勇、解放軍309病院移植外科主任医師
日付:2015年12月2日
電話番号: +86-13501215502
電話内容抜粋
宋継勇:ご存じのように私たちは肝臓移植を行っており、件数も多い。今年は・・・
調査員:あなたたちが沢山関わったことは知っている。武装警察中央病院も沢山やっているようだ。私の知人でも武装警察中央病院で手術を受けたが、待ち時間がわずか4日間だった。
宋継勇:我々のところも(待ち時間は)同じくらいでした。長くても2-3週間しか待たせません。患者が到着したその日に移植を行ったことも有る。
(Download Recording: 6.1 MP3, Transcription: Appendix 6.1)
(Download Recording: 6.2 MP3, Transcription: Appendix 6.2)

 追求録音2:
相手は賈赤宇、解放軍309病院一般外科医師
日付:2016年6月8日
調査員:病院の移植手術はどんな状況か?
賈赤宇:よい状況だと思うよ。全国範囲内でも私たちが最も多いではないか?私はそう聞いている。
(Download Recording: 6.3 MP3, Transcription: Appendix 6.3)

 

 

 参照:
———————
[1]《中国人民解放军309医院全军器官移植中心》专家介绍
http://309yzzx.cnkme.com/doctors/show/6278

[2]《中国肾移植科学登记系统》数据中心介绍
http://www.csrkt.org/main/intro.do

追查国际存档链接:
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/510.png

[3]《世纪图书馆》2009年全军器官移植学术会议在北京召开
http://www.redlib.cn/html/1151/2009/62983078.htm

追查国际存档链接:
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/511.png

[4]《解放军总参谋部总医院(解放军第309医院)》器官移植研究所
http://www.309yy.com/_Dept/View.aspx?id=3323

追查国际存档链接: 
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/35.png

[5]解放军第309医院器官移植中心简介发表时间:2010-11-17 
http://web.archive.org/web/20140417235354/http://www.309yy.com/_Dept/View.aspx?id=3323

[6]《解放军第309医院》器官移植中心简介发表时间:2010-11-17
http://www.309yy.com/_Dept/View.aspx?id=3323 

追查国际存档链:
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/35.png

[7]《新华网》走进全军知名专科中心:解放军第309医院器官移植中心 2012年02月28日
追查国际存档链接:
http://www.zhuichaguoji.org/sites/default/files/report/2016/64700_05105.png

 

薛武軍

薛 武軍
Xue Wujun

氏名:薛 武軍
性別:男
居住国:中国
生年月日:1961年3月
出生地:陝西省韓城
役職:西安交通大学付属第一病院副院長、臓器移植研究所所長、同病院腎臓病センターの腎臓移植科主任。彼は3,700件以上の腎臓移植を指揮監督した。
第一病院腎臓病センター・腎臓移植部門の所長。[i]

西安交通大学付属第一病院での腎臓移植は1999年から急速に発展した。2000年6月までに腎臓移植は1,000件を超えた。同病院は長期間にわたって腎臓移植の総件数で国内トップクラスに位置している。2001年に創設された西安交通大学臓器移植センターは全国で最も大きな臓器移植センターに成長し、医療、教育、研究の総合施設となっている。

この研究所は中国における医療技術の先端を走り、臨床医学に特化している。2001年に創設されたこの臓器移植研究所が研究の重点を置いているのは、腎臓、肝臓、心臓、肺、膵臓、小腸の移植および多臓器複合移植である。同研究所の指導下で全国13の省ないし市の23か所の病院で2012年12月までに10,000件以上の腎臓移植が実施された。同研究所は肝臓、心臓、肺、小腸の移植の先導役を果たしたのであり、中国の中部地域および西部地域における臓器移植に対して垂範効果をもったのである。

 電話調査:
2019年3月4日、西安交通大学第一付属病院の腎臓移植部門
調査員:腎臓移植医師鄭進先生は、去年そちらではかなりの数の移植をやったと仰ってました。年に200件を越えることもしばしばあったと。今だと300件を上回るんじゃないですか?
看護師:はい、だいたいそんなところでしょうね。まあほぼそれぐらい。うちは多いですよ。今日だって、3つか4つ手術がありますから。(+86 2985323955)
(ダウンロード録画:8.1 MP3転写:付録は こちら.)

2019年3月4日、西安交通大学第一附属病院の腎臓移植部門
研究者:今でも肝臓移植はたくさんありますか?
看護師:そうそう。年間約100件。(+86 2985323900)
(ダウンロード録画: 8.2 MP3;転写:付録はこちら.)

 参照:
[1]「西安交通大学第一付属病院」、薛武軍の紹介
http://www.dyyy.xjtu.edu.cn/jypt/yyks/lcks/zbyysyzk/xwj.htm

Chinese Link
https://www.zhuichaguoji.org/node/122864

[2]《武警医学》2004年6月15卷6期《我国临床同种肾脏移植进展》作者:广州南方医院器官移植中心主任于立新
追查国际存档链接:
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/414.pdf

[3]《西安交通大学第一附属医院》肾移植科简介
http://www.dyyy.xjtu.edu.cn/jypt/yyks/lcks/zbyysyzk.htm

追查国际存档链接:
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/medicalarticles/120.png

[4]《西安交通大学附一院》器官移植研究所
http://www.dyyy.xjtu.edu.cn/jypt/yyks/yjzx/qgyzyjs.htm

追查国际存档链接:
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/678.png

[5]《西安交通大学附一院》器官移植研究所
http://www.dyyy.xjtu.edu.cn/jypt/yyks/yjzx/qgyzyjs.htm

追查国际存档链接:
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/678.png

[6]《西安交通大学第一附属医院》肾移植科简介
http://www.dyyy.xjtu.edu.cn/jypt/yyks/lcks/zbyysyzk.htm

追查国际存档链接:
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/medicalarticles/120.png

陳規劃

陳 規劃
Chen Guihua

氏名: 陳 規劃
性別:男性
居住国: 中国
生年月日:1955年10月
出生地: 安徽省長豊県
役職:1999年から現在まで、中山医科大学第一付属病院の副学長、中山大学第三付属病院院長および共産党副書記、中国医学会臓器移植分科会常任委員、肝臓移植小委員会の副委員長、 広東臓器移植学会理事、広東省臓器移植研究センター所長、中山大学臓器移植研究所長を務めている。[1]

陳規劃が担当した肝臓移植は1,000件を上回る[2]。2001年4月から2006年7月にかけて、彼は843件の肝臓移植を執刀し、その際肝臓を迅速に摘出するために改良された新しい術式、あるいは肝臓摘出と連動して腹腔内臓器抽出を行う方法を採用した[3]。2006年2月23日の公式報告書によると、「中山大学第三付属病院院長は2005年に1年間で246件の肝臓移植を行った」[4]。『週刊鳳凰』の記事「中国における人体臓器ビジネスの内幕」は次のような疑問を呈している。「ということは、死刑に処された囚人が毎日陳規劃のもとに届けられ、しかもその囚人はその日に陳の手術を受ける特定の患者と組織適合しなければならないということである。そんな偶然が果たして毎日起こりうるものだろうか?」[5]

中山大学第三付属病院の臓器移植研究所は次のように公言している。「腎臓移植の件数と質は年々向上している。2,3年後には当病院での腎臓移植は年間200件に達し、広東省はもとより全国でもトップの座を占めるだろうと予想される。」WOIPFGの調査員が広西民族病院の医師、蘆国平に対して行った電話調査の録音記録によると、中山大学第三付属病院では「毎週7、8件のペースで腎臓移植をやっている。1週間に十数件だってできる。毎月何十件もやっていて、臓器の心配はないんだ。」

同病院の肝臓移植センターは、「中山大学移植研究所」の中核部門であり、「広東省臓器移植研究センター」と連携している。「その肝臓移植技術は、中国における肝臓移植の最先端を成している。肝臓移植の総件数は国内一位であり、中国で最も急速な成長を見せ、最も目覚ましい発展を遂げた肝臓移植センターの一つである。中山大学第三付属病院も、ホームレスを殺し、臓器を盗む犯罪に関与している。


 参照:
———————

[1]『百度百家』陳規劃の紹介
http://baike.baidu.com/view/8426331.htm

[2]中山大学第三付属病院サイト、陳規劃の紹介
http://www.zssy.com.cn/Home/Detail/GanZangWaiKe?colType=10&colID=10146&…

[3]『中国肝胆外科ジャーナル』第16号第7分冊、488-491頁、2010年。「肝臓摘出方法の相違による肝動脈損傷の分析」著者:姜楠、張剣、李華、汪根樹、張俊峰、易述紅、楊揚、陸敏強、陳規劃
http://www.j-smu.com/pdf2/200708/2007081164.pdf

[4]徐平鴿(2006, Feb. 23). 広東省臓器移植研究センター – 中山大学肝臓移植センター
https://web.archive.org/web/20070416192628/http://www.organtransplantat… より。

WOIPFGによりアーカイブ
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/260.png

[5]『週刊鳳凰』「中国における人体臓器ビジネスの内幕」
http://www.51fenghuang.com/news/shehui/2514.html

WOIPFGによりアーカイブ
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/274.png

Chinese Link
https://www.zhuichaguoji.org/node/122897

劉振文

劉 振文
Liu Zhenwen

氏名:劉 振文
性別:男性
居住国:中国
生年月日:不詳
出生地:不詳
役職:解放軍総合病院第五医療センター(302病院) 肝胆外科第2センター所長、主治医。これまで1500件以上の肝臓移植を執刀、移植件数の全国記録を更新し、かつその記録を維持している。30か所以上の病院における移植事業開始をサポートした。

劉振文は2001年に天津臓器移植センターの副所長に任命され、2002年に武警総合病院に異動して肝臓移植センターを開設、さらに2005年に解放軍302病院に異動して同病院の肝臓外科医長に任命された。その時点までに、劉振文は移植手術で豊富な経験を蓄積し、執刀医として800件以上をこなしていた(下記サイトの画像を参照)。

ここ数年、解放軍302病院は、毎年100件以上の肝臓移植を実施したと公言している。また同病院は、赤十字から臓器寄付を受けることなく、自前で臓器を入手しているとも言っている。

2016年、解放軍302病院の臓器コーディネーターである馬暁は調査員の質問に答えて、劉振文の名声は広くとどろき、傅彪Fu Biao(中国の俳優)の手術をしたのも彼だと語った。馬暁はまた、劉振文が北京武警総合病院から特別招聘され、数年間302病院の「古参医師診療枠」として働いていたと語った。劉振文は「臓器移植分野の巨人であり、卓越した存在だ!」

(Download Recording: MP3; Transcription: Appendix here.)


Chinese Link
https://www.zhuichaguoji.org/node/123156

収奪された臓器を使用する疑いがある医師 彭 志海

彭志海

彭 志海
Peng Zhihai

収奪された臓器を使用する疑いがある医師 彭 志海

氏名:彭 志海
性別:男
居住国:中国
生年月日:1958年8月
出生地:山東省
役職:中国医師会臓器移植分科会副会長、移植管理委員会元委員長。上海市第一人民病院元副院長。厦門大学医学及び生命科学部の副学部長。厦門大学付属翔安病院の一般外科主任医師。博士課程の指導教官。

2017年4月、厦門174病院の肝臓外科医李文崗によると、彭志海がこれまでに執刀した肝臓移植は5,000件以上に上り、過去数年間は毎年400件以上の移植を行っている。

 【電話調査1】
調査時期: 2018年11月16日 (電話番号: 13761010066)
(録音15、再生、ダウンロードMP3、録音を全部見るにはここをクリック)

調査の概要:
調査員:そちらでは今でも法輪功(学習者)の臓器を使ってますよね。で、どれも健康なドナーのものですよね?
彭志海:もちろんドナーは健康です。健康じゃなかったら、うまくいくわけがないでしょう?
調査員:肝心なことなので、念には念を入れて確認してもらいたいんですよ。 ドナー、法輪功のドナーのこと!
彭志海:大丈夫、大丈夫。

 【電話調査2】
2017年4月30日、厦門174病院の肝臓・胆嚢外科医李文崗は電話調査で次のように語った。「上海交通大学移植センターの彭志海は数日間ここにいます。厦門大学での手術の準備をしているんです。彭志海がこれまでに執刀した肝臓移植は5,000件以上に上り、過去数年間は毎年400件以上の移植を行っています。」 「手術は難しいものじゃありません。鍵となるのはドナー源なんです。彭志海は国中にドナー源を持っています。私たちが彼をここに招待したのは、ドナーを見つける上で彼を信頼しているからです。」


Chinese Link 
https://www.zhuichaguoji.org/node/122898

蔡 明

蔡 明
Cai Ming

氏名:蔡 明
性別:男性
居住国:中国
生年月日:1961年6月
出生地:浙江省天台県
役職:人民解放軍臓器移植センター副所長、軍309病院副院長、同病院泌尿器科の主任、医学博士、主任医師、博士課程の指導教官、国家評議会政府特別手当の受給者、全軍臓器移植特別委員会の委員長、中国免疫学会移植免疫学分科会の副会長。

2004年、彼は1,000件近くの腎臓移植、約100件の肝臓移植、その他ドナーからの臓器摘出を手掛けた。

蔡明は同僚の石炳毅とともに、全国でも経験豊富なトップクラスの外科医として認められている。2009年までにこの二人は1,400件以上の腎臓移植、200件以上の肝臓移植、20件以上の肝臓と腎臓の複合移植およびその他の多臓器複合移植を実施した。その中には中国国内で生きたドナーからの腹腔鏡に手操作を加えた腎臓摘出手術を最初に行った人物でもある。

2017年の報告によると、蔡明の臓器移植の実績は数千件に上る。14人の患者に徹夜で臓器移植をしたこともある。臓器を摘出しては移植するという作業を夜に日を継いで数日間ぶっ続けで遂行したのである。その結果として、24時間以内で14件という手術件数の最高記録が達成された(サイトリンク参照)。

(注:蔡明の妻は長年イギリスに居住している。)


Chinese Link
https://www.zhuichaguoji.org/node/123157

収奪された臓器を使用する疑いがある医師 王学浩

王学浩

王 学浩
Wang Xuehao

収奪された臓器を使用する疑いがある医師 王学浩

氏名:王 学浩
性別:男
居住国: 中国
生年月日:1942年1月
出生地:江蘇省建湖県
役職:王学浩は中国工程院(中国の産業技術分野の最高学術機関)のメンバー(院士)、主任医師、教授、博士課程の指導教官であり、専門分野は肝臓外科、肝臓移植である。現在は、南京医科大学第一付属病院肝臓外科研究所所長、江蘇省肝臓移植センター所長、衛生部の生体肝臓移植拠点実験室室長、同実験室学術委員会の委員長、衛生部の人体臓器移植専門家会議の委員、江蘇省医学会副会長を務める。[i]

調査時期:2018年11月8日(13305178713)
(To listen MP3; download translated conversation transcript 10.pdf)

抜粋:
患者の血液型がB型の場合、肝臓移植の手配は通常二週間以内で完了します。ほとんどの臓器は病院外から来ます。入手先は脳死センターです。

 

参照:
————————
[i] 王学浩- 江蘇省の異種間移植の拠点実験室-南京以下大学
 klx.njmu.edu.cn/2744/list.htm

Chinese Link
https://www.zhuichaguoji.org/node/122906

何暁順

何 暁順
He Xiaoshun

氏名:何 暁順
性別:男
居住国: 中国
生年月日:1964年
役職:中山大学第一附属病院臓器移植課教授、衛生部移植学術委員会副委員長。2009年4月から現在に至るまで、中山大学第一附属病院の副院長であり、また同病院で移植の学術指導者を務めている。

彼は1,300件以上の肝臓移植を執刀し[1]、アジアでは初めての腹腔多臓器複合移植を執刀医として成功させた。彼が行ったのは腎臓と膵臓の複合移植、肝臓と腎臓の複合移植、心臓と肺の複合移植等である。同病院の臓器移植課は他の移植センターよりも多くの種類の移植を実施し、中国の移植センターの中でも最も大きなものの一つとなった。

『南方週末』2013年11月5日付では「臓器提供の迷宮」というタイトルの記事が掲載され、何晓順の次のような言葉が引用されている。「2000年の全国の肝臓移植件数は1999年の10倍に増えた。さらに2000年から2005年の間には3倍に増えた」。[3]

 第1回目の調査:  2018年11月15日 (13802510799)
(To listen MP3; download translated conversation transcript 13.pdf)

抜粋:
「普通なら、まあだいたい1週間か2週間で手術できるようになりますよ。ただ時には1か月(かかる)ということもありますがね。」
調査員:「 ああ、私がお聞きしたいのは、その臓器は法輪功(学習者)のものなんでしょうあ?つまりその、臓器は健康なものなんでしょうね?」
何暁順:「はい、そうそう、もちろんですよ、もちろん。」.

 第2回目の調査:  2018、11月16日 (13802510799)
(To listen MP3; download translated conversation transcript 14.pdf)

抜粋:
調査員:「重要な点が二つあります。一つは手術する医師の技術、もう一つは臓器の出所ですよ。あなた方が使う臓器は法輪功からのものだってことは分かってます。だから状態のいい臓器のはずですよね。これら二つの条件がそろえば、もう完璧ですよ。」
何暁順:「その通りです。」

 

 参照:
————————–

[1]G名医オンライン: 何暁順の紹介
http://www.haodf.com/doctor/DE4r08xQdKSLDJbbEIyyMxUNjSNk.htm

[2]中山大学第一附属病院のサイト、(スシペシャリスト)何暁順の紹介
http://www.gzsums.net/zhuanjia_219.aspx

[3]    Sina New: 臓器提供の迷宮
http://magazine.sina.com/bg/nfweekend/20100326/2010-03-25/ba85255.html

WOIPFGアーカイブ
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/468. png

Chinese Link
https://www.zhuichaguoji.org/node/122899

夏 強

夏 強
Xia Qiang

氏名:夏 強
性別:男
居住国:中国
生年月日:1966年9月
出生地:安徽省安慶市
役職:夏強は上海交通大学医学部付属仁済病院臓器移植センター所長、主任医師、教授である。また、上海医学会の臓器移植分科会ならびに上海免疫学会の移植免疫学分科会の副理事長、中国免疫学会の移植免疫学分科会ならびに中国医学会の外科分科会臓器移植グループのメンバーでもある[1]。

彼が率いる肝臓外科課は、現在、肝臓移植件数と外来患者数が中国で最も多い臓器移植センターである。上海ではすでに7年連続で肝移植件数において1位、2011年から2013年にかけて中国でも1位となったのである[2]。 「夏強が行った肝臓移植件数は数えきれなく、彼自身でも言えないほどだが、1日に6件の肝臓移植をやったのが彼の最高記録だということは、彼自身覚えていた[3]。

 参照:
—————-
[1] 上海交通大学付属仁済病院肝臓移植センター肝臓外科 – 夏強の精鋭チーム
http://www.transplantation.sh.cn/team.asp?id=1&page=1

[2] 上海交通大学付属仁済病院-肝臓外科
http://www.renji.com/Treatment/Departments/DeptShow.aspx?uuRowId=SyowWy…

[3]   people.com.cn  夏強:肝臓外科分野での指揮官黄祺   date: 06/23/2006
http://scitech.people.com.cn/GB/1057/4520977.html

WOIPFG アーカイブリンク:
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/262.png

Chinese Link
https://www.zhuichaguoji.org/node/122900

朱有華

朱 有華

Zhu Youhua

氏名:朱 有華
性別:男
居住国:中国
生年月日:1952年6月
役職:第二軍医大学臓器移植センター所長、上海腎移植品質管理センター所長、人民解放軍臓器移植研究所所長[1]。朱有華は2010年までに少なくとも3,680件の腎移植を執刀した[2]。

 調査対象:上海長征病院腎移植センターの朱有華

調査時期:2016年1月29日 (+8613901743189)

朱有華「この病院では腎移植は毎日やっています。今日もまだやっています。まだ手術は終わっていません。臓器移植をやっているのはうちの病院だけじゃありません。ほかの病院でもたくさんやっています。」

(録音127、ダウンロード MP3. 原稿を参照 (Attachment127)

第二軍医大学付属長征病院臓器移植センターは2003年に泌尿器科の腎臓移植と一般外科の肝臓移植を統合して、同年12月17日に中国人民解放軍総合兵站部により人民解放軍初の臓器移植研究所として認定された。臓器移植に関しては軍の最高レベルの医学教育・研究集団である。腎移植、肝移植、心臓移植、肝臓と腎臓の複合移植、膵臓と腎臓の複合移植等、様々な臓器移植が行われており、移植手術の総件数は中国でもトップクラスである。臓器移植研究所は、成人肝移植、成人腎移植、小児肝移植、小児腎移植、生体肝移植、生体腎移植、肝臓と腎臓の複合移植、膵臓と腎臓の複合移植などの各分野で急速な進歩を遂げている[3]。

人民解放軍兵站衛生長官白書忠への聞き込み情報により、われわれは軍医大学付属病院が法輪功学習者に対する大規模な臓器狩りの中核を成す病院であると推定している[4]。

  参照:
———————-
[1]「上海長征病院」、朱有華の解説
http://www.shczyy.com/App/Expert/ExpertDetail.aspx?ExpertID=153

[2]「長征病院の朱有華 - 腎臓戦士の旅」2010年9月11日“Wen Wei Po” 著者:任荃、董悦青
http://www.shenyounet.com/?action-viewnews-itemid-3838

WOIPFGのアーカイブリンク
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/165.png

[3] http://www.shczyy.com/front/officeShow.aspx?id=21
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/56.png

[4] http://www.zhuichaguoji.org/node/44818

Chinese Link
https://www.zhuichaguoji.org/node/122902

臧運金

臧 運金

Zang Yunjin

氏名:臧 運金
性別:男
居住国:中国
職業上の地位:臧運金は武装警察(以下「武警」)総合病院肝臓移植研究所の副所長であると同時に、同研究所で主任医師および教授として勤務している。彼はまた山東大学附属病院で肝臓移植センターの所長を務めるとともに、東洋臓器移植センター山東局の主任医師および局長を兼任、さらに天津第一中央病院の東洋臓器移植センターで主任医師を務めている。[1]

2004年から2008年8月にかけて、彼は1,600件の肝臓摘出に関与した[2]。 アメリカで臓器移植の訓練を受けた後、2001年9月、彼は天津第一中央病院臓器移植科および東洋臓器移植センターで勤務を開始し、沈中陽の指導の下で肝臓移植を実施した。自力で肝移植ができるようになると、臧運金は河北省、河南省、山東省の各地の病院で100件以上の手術を行いながら他の医師に訓練を施した[3] 。2005年1月、臧運金は武警総合病院の副院長、主任医師、教授に就任した[4]。 2014年2月、青島大学附属病院は臓器移植センターの創設を発表し、移植チームの指導者として臧運金を繰り返し招請した。臧運金の助力を得て20人以上の医師からなる移植チームが結成され、4つの移植部門(肝臓、心臓、腎臓、膵臓)が開設され、初年度に100件の移植を実施する計画が立てられた」[5]

 

 参照
————————-

[1]http://www.wj-hospital.com/yjshzx1/yz/

[2]天津医療ジャーナル、第9号第37分冊、2009年、793-794頁:  「迅速な肝臓摘出方法において注目に値する諸問題の分析」、 陳立天、沈中陽、朱志軍、 鄭虹、鄧永林、潘澄、臧運金
http://new.med.wanfangdata.com.cn/Paper/Detail?id=PeriodicalPaper_tjyy200909034

[3]武警総合病院ウェブサイト「臧運金、肝移植研究所のスペシャリスト」
http://www.wj-hospital.com/yjshzx1/yz/

[4]名医オンライン: 臧運金の紹介
http://www.haodf.com/doctor/DE4r08xQdKSLuDWDRJ2Duj49TpEn.htm

[5]青島デイリー、2014年2月26日 「青島大学付属病院に臓器移植センター設立、トップレベルの専門家が四種類の臓器移植を実現」
http://epaper.qingdaonews.com/html/qdrb/20140226/qdrb687541.html

WOIPFGに保管された記録:
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/medicalarticles/222.png

Chinese Link
https://www.zhuichaguoji.org/node/122903

柳東夫

柳 東夫
Liu Dongfu

氏名:柳 東夫
性別:男
居住国:中国
職務:主任医師、教授、中国泌尿器科学会煙台支部副支部長、山東省臓器移植協会副理事長、煙台市毓璜頂(ぎょくこうちょう)病院臓器移植センター副所長 [1]

2013年12月に至るまでの9年間で、毓璜頂病院では1,400件の腎移植が行われた。肝移植については、件数は不明である。山東省東部地区の肝臓外科部門は2000年に最初の肝移植を行い、その後2007年までに1,500件の肝移植を実施している。

2004年以降、同病院における臓器移植は腎臓、心臓、肝臓の単体移植、さらには膵臓と腎臓の複合移植も含めて急速な進展を見せた。年間の臓器移植件数は山東省内では最も多い。 

同病院の泌尿器科は腎移植専用の集中治療室、臓器移植実験室、組織適合検査室、100床の病棟を完備している。主任医師柳東夫がこれまでに執刀した腎移植はほぼ3,000件に上る。

 調査時期:2018年8月 (13853501608)

(To listen 18.1 MP3transcript 9.pdf)

 抜粋:

【電話調査1】
柳東夫:「それ(移植用の腎臓)は明日にでも用意できるかもしれないし、一週間かかるかもしれないね。長い時は2か月 先だなあ、2か月だよ。」
調査員:「できれば法輪功の腎臓なら最高なんですがね。健康なドナーからの腎臓が。」
柳東夫:「おいおい、そういう話はここに来てからにしてくれ。」

【電話調査2】
2018年5月21日、山東省煙台毓璜頂病院腎移植センター (+865356691999、内線 83947) の看護師は WOIPFGの調査員に、同病院は年に300件から400件ほどの腎移植を実施することができ、去年の実績は三百数十件、手術の費用はおよそ40万元(約650万円)であると語った。 
(To listen 18.2 MP3, Transcription: Appendix)[2]

【電話調査3】
山東省煙台毓璜頂病院腎臓科の医師李大鵬(2018年5月21日):2017年には煙台毓璜頂病院で300件の腎移植が行われた。「ここには全国から患者が押し寄せてきている。香港、台湾、マカオ等からもだ。電話でそんなにあれこれ聞くのは止めてくれ!ともかく病院に来て事を進めればいいんだ。柳東夫先生に会ってください。(臓器移植部門には)立派な先生がたくさんいるよ。」
(To listen 18.3 MP3, Transcription: Appendix)[3]

【電話調査4】
山東省煙台市赤十字の当直職員(2018年1月16日):「臓器を寄付してくれるドナーはどこ探したってそんなにいるもんじゃありません!毓璜頂病院には独自の臓器入手ルートがあるんです。まあ、そういうことなんですよ。あの病院の臓器は必ずしもドナーから寄付されたものではないんです。寄付なんてほとんどありませんから。登録ドナーによる移植数はせいぜい二、三十件ですが、あの病院では何百、何千(の臓器移植)をやっていますよ!」
(To listen 18.3 MP3, Transcription: Appendix)[4]

 

 参照:
——————

[1] “Good doctor online”
http://360wenda.haodf.com/doctor/DE4r08xQdKSLFhILFNv5LwmK7DLi.htm

[2] WOIPFG「法輪功学習者に対する中共の臓器狩りの現状に関するWOIPFGの調査報告 (V)」2018年7月20日、 http://www.zhuichaguoji.org/node/96870

[3] WOIPFG「法輪功学習者に対する中共の臓器狩りの現状に関するWOIPFGの調査報告 (V)」2018年7月20日、 http://www.zhuichaguoji.org/node/96870

[4] WOIPFG「法輪功学習者に対する中共の臓器狩りの現状に関するWOIPFGの調査報告 (V)」2018年7月20日 http://www.zhuichaguoji.org/node/96870

Chinese Link
https://www.zhuichaguoji.org/node/122904