収奪された臓器を使用する疑いがある医師 鄭 樹森

鄭 樹森

鄭 樹森
Zheng Shusen

収奪された臓器を使用する疑いがある医師 鄭 樹森

氏名:鄭 樹森
性別:男
居住国:中国
生年月日:1950年1月
出生地:浙江省曲州市龍游県
役職:
杭州樹蘭病院の院長、浙江大学医学院第一付属病院の院長を経て、現在は同病院の移植センター所長を務めている。以前は中国移植会議(CTC)の議長だったが、現在は中国臓器調達組織連盟(OPO)の会長である。[i]2007年から2017年まで、鄭樹森は中国共産党の法輪功迫害の中枢機関である「反カルト協会」浙江支部において副理事長、そして後に理事長を務めた。

 

概要:

鄭樹森が書いた2つの学術論文を見ると(そのうちの1つは国際肝臓移植協会によって撤回された)、また鄭樹森が勤める浙江大学第一付属病院の複数の医師に対する電話調査記録を聞くと、中国共産党が法輪功学習者から生きたまま臓器を収奪する上で同病院が一つの重要な拠点であるとの疑いが濃厚である。また鄭樹森自身が途方もない規模で行われている生体からの臓器狩りの主要なオーガナイザーの一人であり、法輪功学習者に対する迫害の執行者であることも示唆されている。また、鄭樹森をトップとする中国臓器調達組織連盟に加盟する病院や個人が法輪功学習者の生体臓器狩りに参加した証拠もある。

  • 鄭樹森は、中国共産党の法輪功迫害を担当する省レベルの責任者である

2007年から2017年まで、鄭樹森は、法輪功迫害という目的に特化して設立された「中国反カルト協会」の浙江支部の理事長であった。同協会のすべての活動は党、政府、国営メディアによって運営されるものであり、法輪功メンバーの宗教的または科学的背景を利用して国内および国際社会の両方に対し中国共産党による法輪功迫害を公に正当化しようと企てるものである。同協会はまた中国政権のために法輪功迫害の方策を研究、実行し、反法輪功理論を捏造する。さらに、中国反カルト協会は法輪功学習者を威圧して宗教的信念を放棄させるなど、法輪功学習者迫害に直接手を染めている[ii]。

2002年に設立された中国反カルト協会浙江支部は、2000年11月に結成された中国反カルト協会中央組織の指示下にあり、その活動の大半は法輪功迫害である[iii]

同協会は非営利の市民団体を自称しているものの、中国政府から全面的な資金提供を受けている。

同協会の公式サイト(http://www.cnqjc.com)および浙江支部の業務に関する中国反カルト協会の報告書によると、この支部の業務内容は、法輪功に対する中国共産党のガイドラインと政策を実施すること、浙江省の中国共産党支部および浙江省政府から与えられた任務を遂行すること、その一環として浙江省の610弁公室(法輪功迫害に特化して設立された司令塔組織網)から与えられた任務を遂行すること、法輪功を論駁する書籍の出版、セミナー、講演会、インターネット、SNS等を通じて法輪功に敵対するレトリックを拡散すること、ワークショップの開催、大学のイベントの後援、管轄区内の市町村レベルにおける反カルト協会の仕事の支援等を通じて反法輪功組織を確立し、かつ強化することである。さらにはまた労働収容所や刑務所を訪問したり、法輪功学習者を対象とする「社会復帰プロジェクト」に積極的に参加したりして、法輪功学習者を洗脳し、信仰放棄を強制する610弁公室を補佐することも、中国反カルト協会浙江支部の業務である。大多数の法輪功学習者は「教育・転化」を拒否したために迫害され、殺害されたり、半身不随にされたり、拷問されたりした[iv]。中国反カルト協会は、法輪功の弾圧を支える理論を中国共産党に提供するだけでなく、中国共産党の行政・司法当局による法輪功学習者弾圧のために体系的計画を提案する。[v]

鄭樹森は、法輪功に対して以下の活動を自ら手配ないし参加した:

1)彼は法輪功迫害のための様々な会議に出席し、発言した。それらの会議には610弁公室の職員も出席し、発言した。彼が出席した会議は以下の通りである。

2007年11月、浙江支部副理事長として杭州の中国反カルト協会の全国年次総会に参加した。[vi]

2009年12月、中国反カルト協会浙江支部理事長の立場から、同支部に所属する下部組織が催した会議で冒頭演説を行った。[vii]

2010年、中国反カルト協会浙江支部理事長として、浙江省の諸大学の反カルト協会による幹部学生研修コースの開講式、および模範的幹部を認定する会議に出席し、発言した[viii] 。この研修コースの目的は、将来の有望な幹部に法輪功学習者迫害の訓練を施すことであった[ix]。

2012年、中国反カルト協会浙江支部の事務局長合同会議に出席し、理事長の立場から基調講演を行った。[x]

2)鄭樹森は法輪功を攻撃する文書の研究・出版の責任者である。

鄭樹森は2009年に中国科学技術出版社が発行した「新時代の邪悪なカルトの防止と対策に関する研究―精選学術論文集」と題した論文集の編集委員会で委員長を務めた[xi] 。

3)鄭樹森は法輪功弾圧のために当局に報告と提案を行う。

「中国反カルト協会」浙江支部の任務の一つは、「邪悪なカルト活動と社会内でのその発展を厳格に監視すること」や「関係政府機関に報告と提案を行うこと」である。[xii]

  • 緊急移植手術に関する鄭樹森の医学論文から得られる生体臓器狩りの証拠

 

2005年に発表された鄭樹森の研究論文[xiii] から、浙江大学医学部第一付属病院が2000年1月から2004年12月まで46回の緊急肝臓移植手術を行ったことが分かる。この論文で言及されている移植の件数は比較的少ないと思われるが、しかし医学的観点から見ると、この論文は鄭が勤務しているこの病院が法輪功学習者からの生体臓器狩りに参加していることを疑わせる重要な一つの証拠である。

緊急肝臓移植は、急性の肝臓病患者に対して72時間以内に行われる緊急の肝臓移植手術である。組織の型を迅速に検出することは困難であり、また適合する臓器が見つかるまでの待ち時間が長いため、緊急肝臓移植は外国ではめったに見られない。浙江省は2010年8月26日まで臓器提供パイロットプロジェクトに参加していなかったので[xiv]、緊急肝臓移植で使われた46の臓器が自発的に提供されたものではありえないことは明らかである。さらに、ランダムなドナーの臓器が緊急肝臓移植の所定の供給源であるという可能性はきわめて低い。

これらの46の臓器が処刑された囚人から取り寄せたものである可能性もない。中国共産党の臓器源が処刑された囚人であることは稀である。各病院にはその病院御用達の刑務所がいくつもすぐ近くあって、その刑務所が処刑された囚人から臓器を取り出して病院に供給するというのであればまだしも。病院から遠い他の場所の刑務所が安定した所定の臓器源であって、病院がそこから臓器を入手するとはまず考えられない。加えて、臓器は患者に適合したものでなければならないのである。第一に、死刑執行は決められた時間、決められた場所で予定通りに行われるので、突発的な緊急肝臓移植のニーズを満たすことはまず不可能である。第二に、当時中国には国の臓器分配ネットワークは整備されていなかったのである。このような状況下では、浙江大学第一付属病院が提携先の二、三の刑務所から適合する肝臓を72時間以内に調達することは事実上不可能だったはずである。しかるに、鄭樹森は4年間に46件の緊急肝臓移植を行ったのである。これらの肝臓はどこのドナーから来たのだろうか?真相はどうだったのだろうか?

 

さらに驚くのは、鄭樹森が実際に行った緊急肝移植手術の件数は彼が論文で報告した件数より多いということである!

WOIPFGが行った特別調査によると、2017年12月12日から2018年5月20日まで、杭州樹蘭病院は546件の肝臓・腎臓移植(肝臓306件、腎臓239件)行った。消費された臓器561個(15個の臓器は廃棄)であった。全体の移植のうち、10〜20%が緊急移植であった。患者が臓器を待つ待ち時間は平均で1-2週間、最短の待ち時間はわずか1日であった。また臓器の方が適合する患者を待つというケースや臓器が余ってしまったというケースもある。入手可能な腎臓の数は40万以上に達し、病院は1ヶ月のパッケージ契約をオファーしたほどである。それも若い臓器ドナーを用意するという保証まで付けてである。二回目の移植を行ったケースも7件ある。しかも1回目と2回目の手術の間隔はわずか1~3日である。3人のドナーの肝臓を9日間で使い切った肝臓移植も1件ある。また2018年2月10日、4件の肝臓移植と2件の腎臓移植が行われた。

 

では、鄭樹森の緊急肝臓移植のドナーはどこから来るのか?

緊急肝臓移植は浙江大学第一付属病院のみならず、他にも中国の多くの病院で緊急肝臓移植は頻繁に行われている。この点は指摘しておく必要があるだろう。2006年の中国肝臓移植記録に関する年次報告書(xvi)のデータによると、2005年4月6日から2006年12月31日までの期間、29か所の臓器移植センターで8,486件の肝臓移植が行われた。このうち4,331件は、それが緊急肝臓移植であったか否かが明示されており、それによると1,150件が緊急肝臓移植であった。明示された総件数のうちの26.6%である。あるケースでは、重度の肝臓疾患を有する患者が入院後わずか4時間後に肝臓移植手術を受けた[xvii] 。黄潔夫の報告によると、2006年、中国では10,502件の肝臓移植が行われた[xviii]。緊急肝移植の実際の件数はもっと多いはずである[xix]。

死刑囚の死刑執行は厳格な司法手続きを経て行われなければならない。したがって、処刑された囚人でこれほど多数の緊急臓器移植のニーズを満たすことは不可能である。したがって、正式に処刑された囚人が臓器源のドナーであるとは考えられない。

膨大な数の緊急臓器移植を行うためには、死刑囚とは別に、移植手術前に臓器の適合性が確認され、自由を奪われ、オン・デマンドで臓器移植のために殺されてもよい巨大な人間集団が必要とされる。言い換えれば、生きた人間の臓器ドナーバンクが必要である。中国では、中国共産党によって不法に拘禁され、大規模な血液検査を強制されている膨大な数の法輪功学習者だけが、そのような要件を満たしている。

先に述べたように、当時、中国には統合的な臓器分配システムは存在していなかった。中国臓器移植対応システム(COTRS)がオンラインで試験的に運用を開始したのは2011年である。中国共産党国家保健家族計画委員会は2013年8月に「人体ドナー臓器の調達・流通に関する行政規則(試行)」を公布し、その後、強制力のある国家制度としてのCOTRSの地位が確立されたのである。[xx]

上記の証拠により、中国共産党が死刑囚刑務所機構とは別に大規模な生体臓器バンクを有していることが証明される。この臓器バンク内の人々は事前にHLAタイプを確認する血液検査を受けており、臓器移植手術の必要性に応じて随時これらの人々を殺処分することが可能なのである。

  • 鄭樹森が勤務している病院で法輪功実践者に対して行われる生体臓器狩りの証拠

 

浙江大学第一付属病院には、多臓器複合移植の研究を行う実験施設も設置されており、それは衛生部の基幹実験施設である。この実験施設は2011年3月に設立され、中国東部地区では最大の移植センター、全国でも屈指の臓器移植センターである[xxi]。鄭樹森はまた浙江大学国際病院(別名樹蘭病院)と呼ばれる私立病院を設立した。この病院における臓器資源の潤沢さや待ち時間の短さは、ドナーによる臓器の寄付だけで説明できるものではない。

WOIPFGの調査によると、浙江大学第一付属病院は、生きている法輪功学習者に対する臓器狩りの最重要拠点の1つである。

 

調査録音記録 1:

調査対象者:鄭樹森(電話調査)

電話調査に際しての鄭樹森の答えは、肝臓移植手術が2週間以内に手配できることを確認している。使用された臓器が法輪功学習者からのものか否かという質問に対しては、鄭樹森は質問に直接答えることを避けたが、否定もしなかった。

調査時期:2018年11月3日

電話番号:13805749805

(recording and downloading MP3)

 

調査記録 2:

調査対象者:浙江大学第一付属病院の肝臓移植病棟で勤務中の看護師(電話調査)

看護師:「うちの病院は年に数千件の移植をやっています。鄭樹森先生はここの医長です。以前は生きているドナーだっていました。」

調査員が「生きているドナー」からの臓器を使うことができたのかと質問したとき、「とにかく受付にかかるように」と言われた。

調査時期:2016年5月4日

電話番号:+86-57187236736

(Recording Download MP3, for transcript please see here.)

 

調査録音記録3:

調査対象者:鄭樹森が勤務する浙江大学国際病院肝臓移植科の医師梁建忠

梁建忠:「本当に緊急であれば、当然すぐに手術することができますよ。肝臓移植・・・基本的には1日二、三回やっています。それも毎日です。ここは肝臓移植が専門ですし、移植用の肝臓は簡単に見つかるんです。肝臓移植の場合、手術で執刀するのは鄭樹森先生です。」

調査時期:2016年7月25日

電話番号: +86+ 13516703061[xxii]

(Recording download MP3, for full recording please see here.)

 

調査録音記録 4:

調査対象者:浙江大学国際病院肝臓移植のための臓器調達コーディネーター、謝琴芬

謝琴芬:「一般論としては、(肝臓を入手するのに)2週間ぐらいかかるでしょう。しかし非常に速いときもあります。2日後に手術を受けることだって、しばしばです。あなたの状態によりますね。重症患者は優先されます。去年は120件以上の肝臓移植手術が行われました。私たちにとっては最初の年でした。私たちは通常[問い合わせをした後]2日目にドナーの肝臓に関する情報を受け取ります。肝臓の調達は主として鄭院長にやってもらっています。鄭院長は定評がありますし、コネがいっぱいあるんです。」

調査時期:2017年2月28日

電話番号:+86 +13968153957

(Recording download  MP3, for full recording please see here)

この病院での臓器移植の待ち時間は極端に短い。

鄭樹森は言った。「1週間か2週間でできますよ。[私たちは]毎月数十件もやっていますから。」

『ヘルスサーチ』は、2005年1月28日に移植センターの鄭樹森が同じ日に5回の肝臓移植を行い、また1週間で11件の肝臓移植を行ったと報告した。[xxiv]

中国の官製メディアの報道によると、2017年5月11日午後から5月12日の正午まで、樹蘭病院(杭州)の8つの手術室は一晩中灯がついていて、20時間以内に8つの大きな臓器移植が行われた。患者の一人である呉さんは、彼の新しい肝臓が「寄付」されるまでわずか2日待っただけであった。[xxv]

参照

———————

[i] http://hb.people.com.cn/n/2014/1125/c194063-23001645.html

[ii] https://web.archive.org/web/20180612182003/http://pds.weidong.gov.cn/qu…

[iii] www.zhuichaguoji.org/node/408

[iv] http://www.upholdjustice.org/node/60http://www.upholdjustice.org/node/136

[v]  www.zhuichaguoji.org/node/408

[vi] https://web.archive.org/web/20180608013729/http://www.jxkx.gov.cn/san.asp?ID=3486

[vii] http://andong.zj.com/show/id/12396/db/

[viii] http://sunshine.zstu.edu.cn/v6/?mid=zixun_campusnews&page=82&document_srl=106815&listStyle=&cpage=

[ix] http://archive.is/jMqUV

[x] http://www.hzxhkx.com/worknews.asp?id=214

[xi] https://web.archive.org/web/20180612181631/http://www.hkx.org.cn/xhjj/i…

[xii] https://web.archive.org/web/20180612182732/http://www.kcfxj.org/cn/morenews.aspx?classid=91&act=2

[xiii] http://zhyxzz.yiigle.com/CN11213720

[xiv] https://web.archive.org/web/20180612180701/http://news.sina.com.cn/h/20…

[xvi] http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/192.pdf

[xvii] http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/195.pdf

[xviii] 《中国における将来の臓器移植プログラム》黄潔夫:

http://www.zhuichaguoji.org/sites/default/files/report/2015/59389_193.pdf

[xix] http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/194.png

http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/194.png

[xx] http://m.thepaper.cn/newsDetail_forward_1616834  archive:https://archive.is/QKQxf

王盈盈:「黄潔夫、臓器源疑惑のために撤回された医学論文について語る:事実から真実を探る、法に従って移植を促進」、2017年2月12日の『論文』、アーカイブされた サイトリンク: https://archive.is/QKQxf

[xxi] http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/55.pdf

[xxii] www.zhuichaguoji.org/node/72524

[xxiii] http://www.zhuichaguoji.org/node/45393#_4473502

[xxiv] http://www.jksoso.com/html/18CFE305.htm

http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/257.png

[xxv] https://zj.zjol.com.cn/news.html?id=638760

Chinese Link
https://www.zhuichaguoji.org/node/122790

沈中陽

沈 中陽
Shen Zhongyang

氏名:沈中陽
性別:男
生年月日:1962年11月
出生地:遼寧省瀋陽市
役職:天津市第一中心病院移植センター長、天津市臓器移植研究所所長、武装警察病院臓器移植研究所所長、天津市第一中心病院院長

2014年12月10まで、オフィシャル発表によると、沈中陽が率いるグループは1万件近くの肝臓移植を行ったという。法輪功迫害に対する国際調査団の調査結果によると、2006年以降の毎年の手術件数は5000件を超え、ピーク時は年間8000件を超えるという。2015年1月の「今晩メディアグループ」の報道では、「沈中陽の指導の下、教え子たちもそれぞれ千件近くの手術をこなす」とされる。

(1)1999年以降、天津市第一中心病院の年度移植件数は数百から千倍に増えた

1994年5月、当該病院は最初の肝臓移植手術を実施。以降1994年から1998年までの5年の間に、肝臓移植手術の実施件数は8件であり、平均では毎年1.6件となる。しかしながら、1999年以降、毎年の移植件数は級数のように増えるが、具体的には1999年に24件、以降に78件、129件、272件、289件、そして2004年に800件に達した(別情報では2004年の移植件数は507件)。2005年は肝臓移植647件、腎臓移植436件に達し、1999年レベルに対しては数百倍になる。

特筆すべきことは上記の数字は中共の発表したものであり、実際の数は恐るべきものである。例えば天津第一中心病院の移植病棟は2006年に120ベッドから500(別の公式情報では移植病棟開所時に700病床が設置されたとしているものもある)に増加し、ベッド使用率も90%から131.1%へ上昇した。移植患者の平均入院日数は25−30日とすれば、年間5000例、ピーク時には8000件の移植手術が実施されたと考えられる。肝臓及び腎臓移植の移植件数は1999年に比べ数千倍になっている。

詳しい情報は国際調査団の報告書を参照されたい。http://www.zhuichaguoji.org/node/64353

(2)天津第一中心病院は一日に24例の肝臓と腎臓移植も行っていた

上図は中国臓器移植ウエブサイトのスナップショットである。

(3)沈中陽の居る病院では2015年以降も大量の移植手術を行っている

2017年10月天津第一病院東方移植棟の腎臓移植担当医馮医師が、彼らが肝臓移植、腎臓移植とも年間4-500例行っていると語っている。

(録音: MP3 テキスト:pdf

2018年5月4日、天津第一中心病院の東方移植棟、8階の肝臓移植担当医が調査員に語った所によると、そこでは年間400から500例の肝臓移植が行われており、他のチームも同様であるという。調査員がその担当医に「年間1000例以上の手術は出来ますか?」と尋ねると、「そんなもんじゃありません。ここには複数の移植チームがあり、それぞれのチームが数百例を実施していますから」と答えた。

(録音:MP3 テキスト:pdf

2018年5月8日、天津第一中心病院8階の別の移植担当医が調査員に対して「肝臓ドナーは沢山いるし、移植は毎日行われている。リーダーたちはそれぞれチームを率いて手術を実施している」と語った。調査員は何チームあるのかと尋ねたところ、口ごもりながら「10・・」と言った後、急いで「どれも優秀なチームだ」と、話題を変えようとした。

(録音:MP3 テキスト:pdf

(4)沈中陽が働いている病院の複数の医師は臓器収奪の対象が法輪功学習者だと認めた。

1.白栄生に対する電話調査

白栄生、男、天津第一中心病院肝臓移植担当医、沈中陽の助手

日付:2018年11月15日

電話番号:138030001098

(録音:MP3 テキスト:pdf)

調査員:肝臓のドナーについては教えてください。今使っているものはやはり健康なドナー、つまり法輪功学習者のですか?

白栄生:その通り。

2) 宋文利に対する電話調査

宋文利、男、1968年10月生まれ。天津第一中心病院臓器移植センター主任医師、中国医師会臓器移植分科会委員、天津医師会臓器移植分科会委員。彼は2000例以上の腎臓移植を実施。2006年に彼は法輪功学習者の臓器を使用した認めている。

日付:2006年3月15日

電話番号:13920128990)

(録音::MP3)

調査員:天津第一中心病院の宋先生ですか?

宋文利:はい、そうです。どうぞ。

調査員:・・・かかっている医者から腎臓提供者はとても素晴らしく、修練している人だとか。どんな気功を修練しているのかを尋ねたところ、法輪功だといい、法輪功実践者は他の人達より健康だ。(ここで割り込まれる)

宋文利:もちろんそういった事例は有ります。我々も呼吸していて脈もあるドナーを抱えています。おそらく現時点でも抱えているはずです。今年だけでも今まで十数例以上のそういったドナーがいました・・・

参考資料

[1]《天津市第一中心医院》沈中阳简介
http://www.tj-fch.com/jiuyi/expertInfo.aspx?id=247

[2]《科技日报》先驱先行:推动自愿捐献器官立法— 记天津市第一中心医院院长沈中阳教授(三)本报记者吴红月罗朝淑李颖冯国梧2014年12月10日
http://digitalpaper.stdaily.com/http_www.kjrb.com/kjrb/html/2014-12/10/content_286091.htm?div=-1

追查国际存档链接:
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/432.png

[3]《今晚传媒集团》用移植放大生命的希望——记天津市肝移植专家沈中阳和他的团队 2015年1月6日
http://epaper.jwb.com.cn/zjb/html/2015-01/06/content_1201384.htm

[4]《互动百科》器官移植旅游
http://www.baike.com/wiki/%E5%99%A8%E5%AE%98%E7%A7%BB%E6%A4%8D%E6%97%85%E6%B8%B8

追查国际存档连结:
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/17.png

[5]【大纪元2016年03月30日讯】[英文大纪元记者罗宇(Matthew Robertson)、方雅报导,张小清编译] 大纪元调查报导:专为谋杀而建的医院(二)《“亚洲最大移植中心”窜起的背后》http://www.epochtimes.com/gb/16/3/29/n7471686.htm

[6]《中国器官移植网》  2008年10月10日东方器官移植中心大事记来源:津报网-天津日报
http://www.transplantation.org.cn/ZTianJinDiYiZhongXinYiYuanKuaiXun/2008-10/3093.htm

[7]《东方器官移植中心》 2006年1月5日“2005年中心年终总结大会”
http://www.ootc.net/HomePage/FileDocDetail.aspx?fileno=494

[8]《津门名医》昔日拼搏进取今日重建辉煌 — — 著名移植学专家沈中阳教授
https://web.archive.org/web/20171210202329/http://www.cccm-em120.com/zhongxiyiguokan/cccm/pdf/2006-2/1昔日拼搏进取%20今日重建辉煌——著名移植学专家沈中阳教授.pdf

[9]《凤凰周刊》2006年第5期: “外国人赴华移植器官调查”
https://web.archive.org/web/20100611090330/http://news.ifeng.com/phoenixtv/83932384042418176/20060222/751049.shtml

追查国际存档连结:
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/215.png

[10]中共活摘法轮功学员器官罪行的新证据《追查国际对中共活摘法轮功学员器官现状调查报告(六)》
https://www.zhuichaguoji.org/node/108500

[11]《天津市第一中心医院》宋文利简介
http://www.tj-fch.com/jiuyi/expertInfo.aspx?id=367

https://web.archive.org/web/20160324075538/http://www.tj-fch.com/jiuyi/expertInfo.aspx?id=367

[12]追查国际关于中共活体摘取法轮功学员器官证据专辑2013年9月11日,2015年3月2日更新
https://www.zhuichaguoji.org/node/46728

陈新国

陳 新国
Chen Xinguo

氏名:陳 新国
性別:男
国籍:中国
生年月日:1964年
役職:陳新国は肝臓移植外科医師、北京武警总医院(解放軍総合病院第三研究センター)肝移植研究所移植外科副主任であり、北京医学会臓器移植学分科会常務委員、北京医師協会移植専門家委員会委員、中国研究型病院連盟臓器移植専門家委員会委員、中国研究型病院連盟の心肺蘇生委員会委員である。

2002年2月以来陳新国は沈中陽の指導の下、肝臓移植臨床に従事していた。6年に渡り800例に及ぶ肝臓移植を手がけ、其の中には30例以上の生体臓器移植がある。

また、陳は300例以上の臓器摘出を行っており、300例以上の肝臓移植を行っている。

彼はまた高難度の手術に参加しており、中国初と成る肝臓ドミノ移植、肝臓、腎臓同時移植、三次肝臓移植、妊娠中肝臓移植、中国最高齢肝臓移植、輸血なしの生体肝臓移植などをおこなっている。

200年に肝臓移植に関わって以来陳新国は北京内外10以上の医療機関での肝臓移植立ち上げを支援してきている。

武装警察総合病院の2005年9月5日の報告書によれば武装警察総合病院の肝臓移植センターは2003年5月に設立された。設立から2年以内に同センターは軍、武装警察病院の中で施術数、成功率、最年長、最年少施術記録を打ち立てた。

陳新国の作業グループは莫大な数の移植手術を行った。複数の執刀医が法輪功学習者の臓器を使ったことを認めている。以下にそのいくつかの例を上げる。

 調査録音1
調査対象:陳新国
日付:2018年10月19日
電話番号: +13701220662
(録音リンク: MP3 テキストファイル:pdf  
調査内容抜粋
陳新国:月末までには準備できる。
質問者:拷問やハンガーストライキを行っている人達の臓器は使えない。この種の臓器はあまり良くない。正常なものからのものでなければ。修練者であればなお良い。
陳新国ご心配なく。 我々は沢山扱っているし、そちらの要望に答えられる。 
質問者法輪功修煉者なら最適だ。
陳新国了解、了解

 調査録音2:
調査対象:王建立(男1967年生まれ)は武装警察総合病院臓器移植部門の副主任外科医、武装警察総合病院肝臓移植部門の腎臓移植グループリーダーである。
王建立は400以上の移植手術の関わっており、そのうち40以上は生体臓器移植であり、300以上が腎臓移植であった。
日付:2018年11月2日
電話番号:13911723417
(録音リンク:MP3 テキストファイル:pdf

調査内容抜粋
王建立:いつ準備できるか今の所はっきりしないが、我々の手元には多くの臓器がある。手術は1−2週間で手配できる。
質問者:其の臓器は法輪功修煉者の健康なものですよね。
王建立:そうそうそう。

 調査録音3:
調査対象: 武装警察総合病院肝臓移植医局看護師(名前不明)
日付: 2018年2月8日
電話番号: +861057976180
(録音リンク:MP3 テキストファイル:PDF
スタッフ:肝臓移植は多く行っています。毎日行っています。

 調査録音4:
調査対象:肝臓移植部門看護師及び名前不詳移植外科医
(録音リンク:MP3 テキストファイル:PDF
調査内容抜粋
移植部門看護師によると肝臓移植は日常的に行われている。医師によれば肝臓供給は豊富で、移植手術は待機時間2週間から一ヶ月程度。
腎臓移植外科医によると2017年には2つの腎臓移植チームがあって、各チーム年間200例以上の移植手術能力が有り、2グループ合わせて年間500例以上の移植を行ったという。同じ人物が更に2017年には2016年より多くの移植手術を行い、更に肝臓移植部門理事たちは腎臓移植部門より多くの移植手術を行ったという。

 調査録音5:
調査対象:武装警察中央病院肝臓移植部門医師
日付:2018年3月20日。
電話番号: +86-1057976858
(録音リンク:MP3 テキストファイル:PDF
医師: 肝臓供給は豊富なので多くの(移植手術が)可能です。 待機時間は2週間程度、1ヶ月に成ることはありません。

 調査録音6:
調査対象:武装警察総合病院肝臓移植部門医師黎功
日付:2015年10月11日。
(録音リンク:MP3 テキストファイル:PDF
黎功: 現状であれば、肝臓移植の以来があれば遅くとも2週間以内に手術出来る。今年既に300例実施している。昨年も多かった。現在の多くの手術希望者と臓器供給ソースを維持している。

参照
—————-
[1]《中国器官移植网》2011年02月10日陈新国–肝移植专家,主任医师
http://www.transplantation.org.cn/ZWuJingZongYiYuanZhuanJiaTuanDui/2011-02/5038.htm

https://web.archive.org/web/20140417034321/http://www.transplantation.org.cn/ZWuJingZongYiYuanZhuanJiaTuanDui/2011-02/5038.htm

[2]《解放军总医院第三医学中心(原武警总医院)》医学文献数据库
http://www.wj-hospital.com/yjshzx1/yz/

[3]《武警总医院远程网站》时间:2005年9月5日 “肝移植受者’彩虹俱乐部’在武警总医院成立(图)
http://www.transplantation.org.cn/WuJingZongYiYuanKuaiXun/2005-09/217.htm

追查国际存档链接:
http://www.zhuichaguoji.org/sites/default/files/report/2016/64700_062503.png

[4]《解放军总医院第三医学中心(原武警总医院)》医学文献数据库
http://www.wj-hospital.com/yjshzx1/yz/


呉孟超

呉 孟超
Wu Mengchao

氏名:呉 孟超
性別:男
居住国:中国
生年月日:1922年8月
出生地:福建省閩清県[1]役職:呉孟超は東方肝胆外科病院の院長である。中国科学院の会員で、かつては軍臓器移植会議の首席顧問も務めたことがある。中国共産党政府から「中国肝胆外科の父」としての栄誉を授与された。また中国共産党総合兵站部の専門家グループの副主任ならびに中国共産党医療科学技術委員会の副理事長も務めた[2]。中国共産党の元指導者江沢民は呉孟超に5回会っており[3]、呉孟超に「模範的な医療専門家」の称号を与えるとともに「第一級英雄勲章」と2006年の最高科学功労賞を授与する特別式典の開催を中国共産党軍事委員会に命じる書面に署名した。

呉孟超が執刀した肝臓移植手術の件数に関するすべてのメディア報道は、中国のインターネットから削除されている。明慧ネットによると、2010年までに呉長孟が自ら執刀した肝臓移植は4,000件を上回る[4]。2011年5月11日、呉孟超は「手術件数の観点から言えば、一定の質と好結果を達成している世界の国々の中で、私たちはトップに立っており、すでに国際的水準に達している」と公言している[5]。呉孟超の病院の病床数は742床であった。同病院のウェブサイトで各部門をチェックしてみると、11の外科手術部門のうち、少なくとも7部門が肝臓移植手術を専門にしていることが分かる[6]。手術件数が非常に多いため、同病院は1,500床の分院を新たに設立することになった[7]。

参照
—————-

[1]上海東方肝胆外科病院「呉孟超博士、中国科学院会員」
http://wmc.ehbh.cn/intro.php

[2] 同済大学校史博物館「学者呉孟超の紹介、同済スピリットの堅持、新しい中国の建設に向けての奮闘」
http://gtjuh.tongji.edu.cn/person/intro/new_page_25.htm

WOPIFGによりアーカイブ:
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/465.png

[3]中国ラジオサイト「呉孟超の伝記」
http://mil.cnr.cn/ztl/wmc/xz/201104/t20110422_507923426_1.html

WOPIFGによりアーカイブ:
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/647.png

[4] 明慧ネットのサイト「中国における生体からの強制臓器狩りは、江沢民の指揮下で国家が体制を構築し、軍事作戦として展開されている」
中国語版: http://www.minghui.org/mh/articles/2015/1/10/302972.html
英語版:http://en.minghui.org/html/articles/2015/1/15/147973.html

[5] 『新浪健康』、「肝臓外科手術のパイオニア、呉孟超が肝臓病の予防と長寿の秘訣を明かす」 May 11, 2011年5月11日
http://health.sina.com.cn/d/2011-05-11/145222445449.shtml

WOPIFGによりアーカイブ:
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/441.png

[6]上海東方肝胆外科病院「肝臓外科Ⅰ課の紹介」
http://www.ehbh.cn/departments.php?section_id=3857

WOPIFGによりアーカイブ:
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/650.Png

[7] 『東方網』サイト、「東肝胆管外科病院は嘉定安亭に移転して病床数を倍増の予定」2015年8月15日。
http://sh.eastday.com/m/20150815/u1ai8841164.html

WOPIFGによりアーカイブ:
http://www.zhuichaguoji.org/sites/default/files/report/2015/59389_495.png

中国語リンク
https://www.zhuichaguoji.org/node/122846

 

石炳毅

石 炳毅
Shi Bingyi

氏名:石 炳毅
性別:男
国籍:中国
生年月日:1951年5月
出生:遼寧省
職位:石炳毅は解放軍309病院臓器移植センター長、解放軍309病院移植外科部長。彼はまた中国保健省によって設立された中国腎臓移植科学登録管理委員会(CSRKT)の責任者であり、人民解放軍臓器移植技術者委員会の副理事長でもある。

解放軍309病院の臓器移植センターは2002年4月に設立された、それまですでに2130回の腎臓移植、600回の肝臓移植を行っていた。当該センターは一晩に12例の腎臓移植を行ったことがある。

2005年10月、解放軍309病院は解放軍総合兵站から解放軍臓器移植センターに昇格され、2011年に解放軍臓器移植研究所に名称変更された。以降、CSRKTのデータセンターは2008年8月に石炳毅を責任者とした解放軍309病院に設立された。

近年この臓器移植センターは病院にとっての稼ぎ頭となっている。 2006年に3千万元であったものが2010年には2億3千万元となり実に5年で8倍となった。同センターの全部門は治療の量と質とも解放軍系統の病院中トップとなった。

2010年に同センターは316床あり、解放軍系統病院中収容能力と病床使用率ともトップレベルとされる。2012年国営通信社新華社は同センターには393床の病床があると伝えている。

海外メディアの報道によると、石炳毅は同移植センターが2005年だけで1000例の腎臓移植、4000例の肝臓移植を行い、2006年には20000例の手術を行ったと述べているそうである。

解放軍309病院のオフィシャルウエブサイトによると、2006年に石炳毅は1200件の腎臓移植と111例の肝臓移植に自ら関わったとされている。移植センターの副理事蔡明は1000例の腎臓移植、100例の肝臓移植と臓器収奪手術に関わったとされる。この二人が軍関係者の中では最も評価される移植外科医とされる。

同オフィシャルウエブサイトによると、過去18年の間に、石炳毅は8セクター、4部門、及び9の看護群を持つ臓器移植に特化したグループを作り上げたとしている。彼のグループは12名から300人に達する巨大な移植特化チームに化したという。

 調査電話録音1:
調査対象:宋継勇、解放軍309病院移植外科主任医師
日付:2015年12月2日
電話番号: +86-13501215502
電話内容抜粋
宋継勇:ご存じのように私たちは肝臓移植を行っており、件数も多い。今年は・・・
調査員:あなたたちが沢山関わったことは知っている。武装警察中央病院も沢山やっているようだ。私の知人でも武装警察中央病院で手術を受けたが、待ち時間がわずか4日間だった。
宋継勇:我々のところも(待ち時間は)同じくらいでした。長くても2-3週間しか待たせません。患者が到着したその日に移植を行ったことも有る。
(Download Recording: 6.1 MP3, Transcription: Appendix 6.1)
(Download Recording: 6.2 MP3, Transcription: Appendix 6.2)

 追求録音2:
相手は賈赤宇、解放軍309病院一般外科医師
日付:2016年6月8日
調査員:病院の移植手術はどんな状況か?
賈赤宇:よい状況だと思うよ。全国範囲内でも私たちが最も多いではないか?私はそう聞いている。
(Download Recording: 6.3 MP3, Transcription: Appendix 6.3)

 

 

 参照:
———————
[1]《中国人民解放军309医院全军器官移植中心》专家介绍
http://309yzzx.cnkme.com/doctors/show/6278

[2]《中国肾移植科学登记系统》数据中心介绍
http://www.csrkt.org/main/intro.do

追查国际存档链接:
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/510.png

[3]《世纪图书馆》2009年全军器官移植学术会议在北京召开
http://www.redlib.cn/html/1151/2009/62983078.htm

追查国际存档链接:
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/511.png

[4]《解放军总参谋部总医院(解放军第309医院)》器官移植研究所
http://www.309yy.com/_Dept/View.aspx?id=3323

追查国际存档链接: 
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/35.png

[5]解放军第309医院器官移植中心简介发表时间:2010-11-17 
http://web.archive.org/web/20140417235354/http://www.309yy.com/_Dept/View.aspx?id=3323

[6]《解放军第309医院》器官移植中心简介发表时间:2010-11-17
http://www.309yy.com/_Dept/View.aspx?id=3323 

追查国际存档链:
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/35.png

[7]《新华网》走进全军知名专科中心:解放军第309医院器官移植中心 2012年02月28日
追查国际存档链接:
http://www.zhuichaguoji.org/sites/default/files/report/2016/64700_05105.png

 

薛武軍

薛 武軍
Xue Wujun

氏名:薛 武軍
性別:男
居住国:中国
生年月日:1961年3月
出生地:陝西省韓城
役職:西安交通大学付属第一病院副院長、臓器移植研究所所長、同病院腎臓病センターの腎臓移植科主任。彼は3,700件以上の腎臓移植を指揮監督した。
第一病院腎臓病センター・腎臓移植部門の所長。[i]

西安交通大学付属第一病院での腎臓移植は1999年から急速に発展した。2000年6月までに腎臓移植は1,000件を超えた。同病院は長期間にわたって腎臓移植の総件数で国内トップクラスに位置している。2001年に創設された西安交通大学臓器移植センターは全国で最も大きな臓器移植センターに成長し、医療、教育、研究の総合施設となっている。

この研究所は中国における医療技術の先端を走り、臨床医学に特化している。2001年に創設されたこの臓器移植研究所が研究の重点を置いているのは、腎臓、肝臓、心臓、肺、膵臓、小腸の移植および多臓器複合移植である。同研究所の指導下で全国13の省ないし市の23か所の病院で2012年12月までに10,000件以上の腎臓移植が実施された。同研究所は肝臓、心臓、肺、小腸の移植の先導役を果たしたのであり、中国の中部地域および西部地域における臓器移植に対して垂範効果をもったのである。

 電話調査:
2019年3月4日、西安交通大学第一付属病院の腎臓移植部門
調査員:腎臓移植医師鄭進先生は、去年そちらではかなりの数の移植をやったと仰ってました。年に200件を越えることもしばしばあったと。今だと300件を上回るんじゃないですか?
看護師:はい、だいたいそんなところでしょうね。まあほぼそれぐらい。うちは多いですよ。今日だって、3つか4つ手術がありますから。(+86 2985323955)
(ダウンロード録画:8.1 MP3転写:付録は こちら.)

2019年3月4日、西安交通大学第一附属病院の腎臓移植部門
研究者:今でも肝臓移植はたくさんありますか?
看護師:そうそう。年間約100件。(+86 2985323900)
(ダウンロード録画: 8.2 MP3;転写:付録はこちら.)

 参照:
[1]「西安交通大学第一付属病院」、薛武軍の紹介
http://www.dyyy.xjtu.edu.cn/jypt/yyks/lcks/zbyysyzk/xwj.htm

Chinese Link
https://www.zhuichaguoji.org/node/122864

[2]《武警医学》2004年6月15卷6期《我国临床同种肾脏移植进展》作者:广州南方医院器官移植中心主任于立新
追查国际存档链接:
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/414.pdf

[3]《西安交通大学第一附属医院》肾移植科简介
http://www.dyyy.xjtu.edu.cn/jypt/yyks/lcks/zbyysyzk.htm

追查国际存档链接:
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/medicalarticles/120.png

[4]《西安交通大学附一院》器官移植研究所
http://www.dyyy.xjtu.edu.cn/jypt/yyks/yjzx/qgyzyjs.htm

追查国际存档链接:
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/678.png

[5]《西安交通大学附一院》器官移植研究所
http://www.dyyy.xjtu.edu.cn/jypt/yyks/yjzx/qgyzyjs.htm

追查国际存档链接:
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/678.png

[6]《西安交通大学第一附属医院》肾移植科简介
http://www.dyyy.xjtu.edu.cn/jypt/yyks/lcks/zbyysyzk.htm

追查国际存档链接:
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/medicalarticles/120.png

陳規劃

陳 規劃
Chen Guihua

氏名: 陳 規劃
性別:男性
居住国: 中国
生年月日:1955年10月
出生地: 安徽省長豊県
役職:1999年から現在まで、中山医科大学第一付属病院の副学長、中山大学第三付属病院院長および共産党副書記、中国医学会臓器移植分科会常任委員、肝臓移植小委員会の副委員長、 広東臓器移植学会理事、広東省臓器移植研究センター所長、中山大学臓器移植研究所長を務めている。[1]

陳規劃が担当した肝臓移植は1,000件を上回る[2]。2001年4月から2006年7月にかけて、彼は843件の肝臓移植を執刀し、その際肝臓を迅速に摘出するために改良された新しい術式、あるいは肝臓摘出と連動して腹腔内臓器抽出を行う方法を採用した[3]。2006年2月23日の公式報告書によると、「中山大学第三付属病院院長は2005年に1年間で246件の肝臓移植を行った」[4]。『週刊鳳凰』の記事「中国における人体臓器ビジネスの内幕」は次のような疑問を呈している。「ということは、死刑に処された囚人が毎日陳規劃のもとに届けられ、しかもその囚人はその日に陳の手術を受ける特定の患者と組織適合しなければならないということである。そんな偶然が果たして毎日起こりうるものだろうか?」[5]

中山大学第三付属病院の臓器移植研究所は次のように公言している。「腎臓移植の件数と質は年々向上している。2,3年後には当病院での腎臓移植は年間200件に達し、広東省はもとより全国でもトップの座を占めるだろうと予想される。」WOIPFGの調査員が広西民族病院の医師、蘆国平に対して行った電話調査の録音記録によると、中山大学第三付属病院では「毎週7、8件のペースで腎臓移植をやっている。1週間に十数件だってできる。毎月何十件もやっていて、臓器の心配はないんだ。」

同病院の肝臓移植センターは、「中山大学移植研究所」の中核部門であり、「広東省臓器移植研究センター」と連携している。「その肝臓移植技術は、中国における肝臓移植の最先端を成している。肝臓移植の総件数は国内一位であり、中国で最も急速な成長を見せ、最も目覚ましい発展を遂げた肝臓移植センターの一つである。中山大学第三付属病院も、ホームレスを殺し、臓器を盗む犯罪に関与している。


 参照:
———————

[1]『百度百家』陳規劃の紹介
http://baike.baidu.com/view/8426331.htm

[2]中山大学第三付属病院サイト、陳規劃の紹介
http://www.zssy.com.cn/Home/Detail/GanZangWaiKe?colType=10&colID=10146&…

[3]『中国肝胆外科ジャーナル』第16号第7分冊、488-491頁、2010年。「肝臓摘出方法の相違による肝動脈損傷の分析」著者:姜楠、張剣、李華、汪根樹、張俊峰、易述紅、楊揚、陸敏強、陳規劃
http://www.j-smu.com/pdf2/200708/2007081164.pdf

[4]徐平鴿(2006, Feb. 23). 広東省臓器移植研究センター – 中山大学肝臓移植センター
https://web.archive.org/web/20070416192628/http://www.organtransplantat… より。

WOIPFGによりアーカイブ
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/260.png

[5]『週刊鳳凰』「中国における人体臓器ビジネスの内幕」
http://www.51fenghuang.com/news/shehui/2514.html

WOIPFGによりアーカイブ
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/274.png

Chinese Link
https://www.zhuichaguoji.org/node/122897

劉振文

劉 振文
Liu Zhenwen

氏名:劉 振文
性別:男性
居住国:中国
生年月日:不詳
出生地:不詳
役職:解放軍総合病院第五医療センター(302病院) 肝胆外科第2センター所長、主治医。これまで1500件以上の肝臓移植を執刀、移植件数の全国記録を更新し、かつその記録を維持している。30か所以上の病院における移植事業開始をサポートした。

劉振文は2001年に天津臓器移植センターの副所長に任命され、2002年に武警総合病院に異動して肝臓移植センターを開設、さらに2005年に解放軍302病院に異動して同病院の肝臓外科医長に任命された。その時点までに、劉振文は移植手術で豊富な経験を蓄積し、執刀医として800件以上をこなしていた(下記サイトの画像を参照)。

ここ数年、解放軍302病院は、毎年100件以上の肝臓移植を実施したと公言している。また同病院は、赤十字から臓器寄付を受けることなく、自前で臓器を入手しているとも言っている。

2016年、解放軍302病院の臓器コーディネーターである馬暁は調査員の質問に答えて、劉振文の名声は広くとどろき、傅彪Fu Biao(中国の俳優)の手術をしたのも彼だと語った。馬暁はまた、劉振文が北京武警総合病院から特別招聘され、数年間302病院の「古参医師診療枠」として働いていたと語った。劉振文は「臓器移植分野の巨人であり、卓越した存在だ!」

(Download Recording: MP3; Transcription: Appendix here.)


Chinese Link
https://www.zhuichaguoji.org/node/123156

収奪された臓器を使用する疑いがある医師 彭 志海

彭志海

彭 志海
Peng Zhihai

収奪された臓器を使用する疑いがある医師 彭 志海

氏名:彭 志海
性別:男
居住国:中国
生年月日:1958年8月
出生地:山東省
役職:中国医師会臓器移植分科会副会長、移植管理委員会元委員長。上海市第一人民病院元副院長。厦門大学医学及び生命科学部の副学部長。厦門大学付属翔安病院の一般外科主任医師。博士課程の指導教官。

2017年4月、厦門174病院の肝臓外科医李文崗によると、彭志海がこれまでに執刀した肝臓移植は5,000件以上に上り、過去数年間は毎年400件以上の移植を行っている。

 【電話調査1】
調査時期: 2018年11月16日 (電話番号: 13761010066)
(録音15、再生、ダウンロードMP3、録音を全部見るにはここをクリック)

調査の概要:
調査員:そちらでは今でも法輪功(学習者)の臓器を使ってますよね。で、どれも健康なドナーのものですよね?
彭志海:もちろんドナーは健康です。健康じゃなかったら、うまくいくわけがないでしょう?
調査員:肝心なことなので、念には念を入れて確認してもらいたいんですよ。 ドナー、法輪功のドナーのこと!
彭志海:大丈夫、大丈夫。

 【電話調査2】
2017年4月30日、厦門174病院の肝臓・胆嚢外科医李文崗は電話調査で次のように語った。「上海交通大学移植センターの彭志海は数日間ここにいます。厦門大学での手術の準備をしているんです。彭志海がこれまでに執刀した肝臓移植は5,000件以上に上り、過去数年間は毎年400件以上の移植を行っています。」 「手術は難しいものじゃありません。鍵となるのはドナー源なんです。彭志海は国中にドナー源を持っています。私たちが彼をここに招待したのは、ドナーを見つける上で彼を信頼しているからです。」


Chinese Link 
https://www.zhuichaguoji.org/node/122898

蔡 明

蔡 明
Cai Ming

氏名:蔡 明
性別:男性
居住国:中国
生年月日:1961年6月
出生地:浙江省天台県
役職:人民解放軍臓器移植センター副所長、軍309病院副院長、同病院泌尿器科の主任、医学博士、主任医師、博士課程の指導教官、国家評議会政府特別手当の受給者、全軍臓器移植特別委員会の委員長、中国免疫学会移植免疫学分科会の副会長。

2004年、彼は1,000件近くの腎臓移植、約100件の肝臓移植、その他ドナーからの臓器摘出を手掛けた。

蔡明は同僚の石炳毅とともに、全国でも経験豊富なトップクラスの外科医として認められている。2009年までにこの二人は1,400件以上の腎臓移植、200件以上の肝臓移植、20件以上の肝臓と腎臓の複合移植およびその他の多臓器複合移植を実施した。その中には中国国内で生きたドナーからの腹腔鏡に手操作を加えた腎臓摘出手術を最初に行った人物でもある。

2017年の報告によると、蔡明の臓器移植の実績は数千件に上る。14人の患者に徹夜で臓器移植をしたこともある。臓器を摘出しては移植するという作業を夜に日を継いで数日間ぶっ続けで遂行したのである。その結果として、24時間以内で14件という手術件数の最高記録が達成された(サイトリンク参照)。

(注:蔡明の妻は長年イギリスに居住している。)


Chinese Link
https://www.zhuichaguoji.org/node/123157

収奪された臓器を使用する疑いがある医師 王学浩

王学浩

王 学浩
Wang Xuehao

収奪された臓器を使用する疑いがある医師 王学浩

氏名:王 学浩
性別:男
居住国: 中国
生年月日:1942年1月
出生地:江蘇省建湖県
役職:王学浩は中国工程院(中国の産業技術分野の最高学術機関)のメンバー(院士)、主任医師、教授、博士課程の指導教官であり、専門分野は肝臓外科、肝臓移植である。現在は、南京医科大学第一付属病院肝臓外科研究所所長、江蘇省肝臓移植センター所長、衛生部の生体肝臓移植拠点実験室室長、同実験室学術委員会の委員長、衛生部の人体臓器移植専門家会議の委員、江蘇省医学会副会長を務める。[i]

調査時期:2018年11月8日(13305178713)
(To listen MP3; download translated conversation transcript 10.pdf)

抜粋:
患者の血液型がB型の場合、肝臓移植の手配は通常二週間以内で完了します。ほとんどの臓器は病院外から来ます。入手先は脳死センターです。

 

参照:
————————
[i] 王学浩- 江蘇省の異種間移植の拠点実験室-南京以下大学
 klx.njmu.edu.cn/2744/list.htm

Chinese Link
https://www.zhuichaguoji.org/node/122906

何暁順

何 暁順
He Xiaoshun

氏名:何 暁順
性別:男
居住国: 中国
生年月日:1964年
役職:中山大学第一附属病院臓器移植課教授、衛生部移植学術委員会副委員長。2009年4月から現在に至るまで、中山大学第一附属病院の副院長であり、また同病院で移植の学術指導者を務めている。

彼は1,300件以上の肝臓移植を執刀し[1]、アジアでは初めての腹腔多臓器複合移植を執刀医として成功させた。彼が行ったのは腎臓と膵臓の複合移植、肝臓と腎臓の複合移植、心臓と肺の複合移植等である。同病院の臓器移植課は他の移植センターよりも多くの種類の移植を実施し、中国の移植センターの中でも最も大きなものの一つとなった。

『南方週末』2013年11月5日付では「臓器提供の迷宮」というタイトルの記事が掲載され、何晓順の次のような言葉が引用されている。「2000年の全国の肝臓移植件数は1999年の10倍に増えた。さらに2000年から2005年の間には3倍に増えた」。[3]

 第1回目の調査:  2018年11月15日 (13802510799)
(To listen MP3; download translated conversation transcript 13.pdf)

抜粋:
「普通なら、まあだいたい1週間か2週間で手術できるようになりますよ。ただ時には1か月(かかる)ということもありますがね。」
調査員:「 ああ、私がお聞きしたいのは、その臓器は法輪功(学習者)のものなんでしょうあ?つまりその、臓器は健康なものなんでしょうね?」
何暁順:「はい、そうそう、もちろんですよ、もちろん。」.

 第2回目の調査:  2018、11月16日 (13802510799)
(To listen MP3; download translated conversation transcript 14.pdf)

抜粋:
調査員:「重要な点が二つあります。一つは手術する医師の技術、もう一つは臓器の出所ですよ。あなた方が使う臓器は法輪功からのものだってことは分かってます。だから状態のいい臓器のはずですよね。これら二つの条件がそろえば、もう完璧ですよ。」
何暁順:「その通りです。」

 

 参照:
————————–

[1]G名医オンライン: 何暁順の紹介
http://www.haodf.com/doctor/DE4r08xQdKSLDJbbEIyyMxUNjSNk.htm

[2]中山大学第一附属病院のサイト、(スシペシャリスト)何暁順の紹介
http://www.gzsums.net/zhuanjia_219.aspx

[3]    Sina New: 臓器提供の迷宮
http://magazine.sina.com/bg/nfweekend/20100326/2010-03-25/ba85255.html

WOIPFGアーカイブ
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/468. png

Chinese Link
https://www.zhuichaguoji.org/node/122899